Tkinter のウィンドウのリサイズと Sizegrip の使い方
ttk.Sizegrip とは?
ttk.Sizegrip (サイズグリップ) はウィンドウがリサイズ可能であることを示すウィジェットです。
ttk.Sizegrip のオプション
ttk.Sizegrip ウィジェットの標準オプション
ttk.Sizegrip ウィジェットでは次の標準オプションが利用できます。
- cursor
- style
- takefocus
ttk.Sizegrip のスタイル
ttk.Sizegrip のスタイルクラス名は TSizegrip です。
TSizegrip では次のオプションが指定できます。
- background : 背景色の設定
ttk.Sizegrip のサンプルコード
右下のグリップは ttk.Sizegrip (サイズグリップ) として作成します。
自動的にいい塩梅に表示されるというわけではなく、表示場所を指定する必要があります。次の例では grid にて表示場所を指定しています。
from tkinter import *
from tkinter import ttk
if __name__ == '__main__':
root = Tk()
root.title('Resize Sizegrip')
root.minsize(300, 200)
root.columnconfigure(0, weight=1);
root.rowconfigure(0, weight=1);
# サイズグリップ
sizegrip = ttk.Sizegrip(root)
sizegrip.grid(row=1, column=0, sticky=(S, E))
# フレーム
frame = ttk.Frame(root, padding=10)
frame.grid(row=0, column=0, sticky=(N, W, S, E))
frame.columnconfigure(0, weight=1);
frame.rowconfigure(0, weight=1);
# ボタン
button1 = ttk.Button(
frame, width=5,
text='OK', command=quit)
button1.grid(row=0, column=0, sticky=(S, E))
root.mainloop()
ルートにて minsize によってウィンドウの最小サイズを指定しています。